<解説>
西宮神社の正門、通称「赤門」。重要文化財指定もされている。
言うまでも無く「福男選び」のスタート地点だ。そして開門を待つ時間には、他の参加者達と交流し、共に健闘を誓い合う場所でもある。まさに、ここから「福男選び」の全てが始まるのだ。
以前は10日0時に門が閉じられるまでは、参加者は周辺で座り込んで待機していたが、クジ引き制度の導入でそんな姿も見られなくなった。
<コース攻略>
画像でお解りになるだろうか。赤門に対し、境内の参道はかなり右斜め前方に伸びている。現地で確認してみて欲しい。
人間の心理として、門が開くと「真っ直ぐ」走り出す。だが、福男選びのスタートで重要なのは「右斜め前方へダッシュする」ことなのだ。「福男選び」を語る時、良く言われる「ど真ん中のスタート位置は不利」というのは、このことも大きく関係している。
ちなみに…一番のベストポジションと言われているのは、赤門中心よりやや右寄り。中央よりプレッシャーを受けず、開門時コースに柔軟に対応できるからだ。
<注意>
赤門右側に見える小さな社も、小さいながらもれっきとした「神社」である。酒の神様を祭っており、地元の信仰は厚い(西宮は酒造で有名な町である)。
まれに、「福男選び」の参加者で、この社を粗末に扱う人がいる。決してそのようなことが無いように注意して欲しい。 |