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<特別編> |
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エキスポタワー
大阪府吹田市 |
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「メタボリズム」の終焉A
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12月11日
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昨日にタワーを訪れた時、警備員のおっちゃんから、
「風が強くなければ、
明日もキャビンをひとつ降ろす」
との情報を得た。
キャビンがクレーンに吊られ、地上に降ろされて行くその瞬間をカメラに収めたい・・・。
その一心で、この日もタワーの元を訪れた。
しかし・・・無情にも、現場に到着した時には、既にキャビンがひとつ減っていた・・・。 警備員に聞いてみると、午前中のうちに降ろされたという。
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12月11日のタワー(右)と、キャビン撤去前のタワー(下)を比べてみよう。
最も左上のキャビンが初めに降ろされたキャビン、正面に並ぶ三つのキャビンのうち、左上のものが11日に降ろされた。
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せっかく来たのに・・・しょんぼり。
しかし、このあと、
衝撃的な光景を目にすることとなった・・・。
エキスポタワーの下に行ってみると・・・。
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本体の向こうに見えるもの・・・。
あ・・・、あれは・・・!!
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キャバ・・・!!
じゃなかった・・・(-_-;)・・・。。。。
キャビンだ!!
まさしく、今日降ろされたキャビンである!!
スイカ割りで使われたスイカのごとく、
パックリと割れてしまっている。
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キャビンの近くには、一台の解体重機が。
大きな鉄の腕は、容赦無くキャビンに襲いかかる。
そしてものの数十分後。
そこに残されたのは・・・。
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ただの・・・・「鉄クズ」の山だけだった・・・。
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タワーの象徴でもあるキャビンが、
すぐそこで、バリバリと崩されていった。
私は、エキスポタワーの消滅が近いことを痛感した・・・。
しかし、どうしても解せないコトがあった。
一番初めに降ろされたキャビンは、今だ解体されず、現場の片隅に置かれている。
(詳しくは「メタボリズム」の終焉@を参照)
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地上に降ろされたあとも、解体されずに置かれているキャビン。
一番初めに降ろされたキャビンだ。
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解体されないキャビンは何を意味するのだろうか?
私は思いきって、偶然に出てきた、作業員の方に聞いてみた。
「あのキャビンは、いつ解体するのですか?」と。
すると・・・。
「あのキャビンは、解体しないと聞いています」
ななな?それは、どこからの指示なのか?目的は?
色々と聞いてみたが、
「詳しいことは聞いていません」
とのことであった。
とにかく・・・どのような形にしろ、あのキャビンは(現時点では)保存されることになっているのだ。
なんだか嬉しい!
しかし・・・一体、どこからの指示なのか?4つの可能性を考えてみた。
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@万博記念協会が保存する気になった
多くの要望をようやく聞く気になった万博記念協会が、オブジェとして残すため、キャビンのひとつを保存することを決めたのか?
Aヤノベケンジさんが使用する
芸術家・ヤノベケンジさんは、エキスポタワー解体後、タワーの部品を使った作品を作る、と発表している。その作品のための部品か?
B解体業者が独自で
以前に、このHPに来て下さっている「ふくもり」さんから、解体を請け負っている「大成建設」は、キャビンを保存する意思がある、との情報を頂いていました。ふくもりさん、情報ありがとうございました。
このキャビンが、その保存するキャビンなのではないか?
Cその他
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ズバリ、@であることはまず無いと思う(-_-;)・・・。
というか、この可能性はほとんどゼロに近い。
Aは、あくまで「廃材」を使用すると思われるので、可能性は低い。
だとすれば、現在最も有力なのはBか。
キャビンが全て降ろされると、エキスポタワーの最大の「変化」が終わってしまうことになる。つまりこの先、解体作業に大きな驚きは少ないと思われる。
だが・・・このキャビンの今後も含め、まだまだ、エキスポタワーから目が離せない。
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