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<特別編> |
エキスポタワー 大阪府吹田市 |
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「メタボリズム」の終焉@
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12月10日
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暦は「師走」、12月となった。 久しぶりに見たエキスポタワーは、以前見た時よりも明らかに小さくなった。 |
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さて、エキスポタワーの下までやってきた。
あたりを見まわすと・・・。 |
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いつもと同じ風景・・・。
いや??? 何か、防護壁から見えている・・・??? あ・・・!あれは!! |
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キャビーン!!
いや・・・(-_-;)もとい・・・。 ガビーン!! まさしく、タワーのキャビンである!! |
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見上げてみると、確かにキャビンがひとつ、無くなっている。 展望デッキ(白い三角の床)の上に、以前はキャビンがあったはずだ。 ついに・・・解体作業は、エキスポタワーの象徴でもある、キャビンに及んだのである。 |
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(左)12月10日のタワー。 (上)以前のタワー。 比べてみると、 デッキ上のキャビンが無くなっているのが解る。 |
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32年の時を経て、地上に降り立ったキャビン。
まるで疲れを癒すため、横たわっているかのようだ・・・。 |
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まさか、こんなに近くでキャビンを見られる日が来るとは・・・。 |
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エキスポタワーのキャビンが降ろされた。 空中都市の形成。 今や誰も見向きもしないその住居コンセプトは、まさに当時の描いた「未来」であった。 |
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警備員のおっちゃんに話を聞いた。 すると・・・。 「風が強くなければ、 今日もひとつ、キャビンを降ろす予定だったんです」 私はタワーを見上げた。 |
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キャビンのうちひとつが、本体から切り離されているのが確認できる。写真中央部、完全にフレームが切断されている。 それらが今、「時代」という波に飲まれ、 |
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