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平成20年度
福男資料

 過熱気味のテレビ報道に比べ、この年の新聞報道は例年よりも控えめだったように思う。一番福は栄くんは、厳密には旧字体の「榮」。社によって表記が分かれた。

 例年にもしばしば目にする「実際に記者が参加してみた」的な記事もいくつか確認された。誰でも引けるクジ引きの導入によって、、体験型の記事が書きやすくなったかも知れない。


(2007年)12月3日 神戸新聞

『えびすはっぴでもっとハッピー』

 平成20年より、福男3人に黄色の「福男ハッピ」が贈呈されることになり、それを伝える神戸新聞のスクープ。このあと、いくつかの新聞社が後追い記事を出した。実は私が知ったのもこの記事であった。

 神事なので「福男レース」という言葉は使わないで欲しかったが、全体的にとても好意的に伝えてくれている。

1月10日 神戸新聞

『福つかめ2500人疾走』

 神事当日の夕刊による記事。やはり福男の速報記事といえば地元色爆発・神戸新聞!他紙は一番福にだけスポットを当てることが多いが、神戸新聞は必ず二番福、三番福の氏名も掲載するのだ。

1月11日 大阪スポーツ

『けさ激走!西宮神社・08年の福男決定』

 スポーツ紙からも。日付は11日だが、夕刊紙なので実質的には10日の夕刊である。

 スポーツ紙の社会記事は共同通信の記事を使うことが多いが、この年の大スポは記事も写真も自社モノ。気合が入ってるなあ。“4年前のリベンジ”の部分にスポットを当てているのがスポーツ紙らしい。

1月11日 毎日新聞

『記者が行く 幸求めダッシュ』

 神事から一夜明け、朝刊に掲載された記事。実際に記者が参加したいわゆる“体験型”の記事になっている。

 こういった記事は福男に選ばれた人だけではなく、一般の参加者へのインタビューも入っているのがミソ。

1月28日 神戸新聞

『ひと探訪 本殿へ一気、悲願つかむ』

 神事後、2週間以上経ってから掲載された。一番福・栄くんにスポットを当てた記事。

 「福を待つのではなく、自分から福をつかんでいきたい」の言葉に、栄くんの人柄がにじむ。

 

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