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平成13年度「福男選び」の当時、私は昨年に引き続き、まだ入院中であった。
到底「走れる」状態では無かったが、いても立っても居られず、周囲の説得を振り切って病院を飛び出した。「再びあの門の前に」。その思いを押さえることができなかったのだ。
この年、私の「師匠」である善斉さんが、一番福に返り咲く。 自分のことのように、いや、自分のこと以上に嬉しさがこみ上げ、一生忘れられない「福男選び」となった。
記事をクリックすると、大きな画像が出ます。 (ただし、かなり重いです)
1月10日 神戸新聞夕刊 『新世紀「一番」へ猛ダッシュ』
「福男選び」の様子を伝える、当日夕刊の第一報。神戸新聞は地元密着型の新聞ということもあり、例年、比較的大きな記事で紹介してくれる。 内容は「福男選び」の概要と、一番福である善斉さんの喜びの声。
1月10日 産経新聞朝刊
『福男速報』 トピックス的な扱いで掲載された、「福男選び」の速報記事。 この年の夕刊での「福男」の結果を伝える記事はなぜか少なめで、神事の様子もこういった「ちょっとした話題」で取り上げられることが多かった。
1月11日 朝日新聞朝刊
『福男選び 1300人疾走』 この年で最も大きく扱われた、「福男選び」の記事。翌日の朝刊に掲載。モノクロながら大きめの写真とともに、善斉さんの「経験勝ち」を伝えている。 また、神事についての歴史にも触れ、うまくまとめられている。言い方を変えれば「無難な内容」。
1月11日 毎日新聞朝刊
『消防署員 新世紀に返り咲く』 善斉さんの4年ぶりの「一番福返り咲き」を伝える記事。 「消防署のレスキュー隊員」ということを押し出している。最後のコメントは、善斉さんの人柄が良出ている。
1月16日 神戸新聞朝刊
『参加こそ「一番の福」』 「福男選び」の数日後、神戸新聞の「こんな人もいます」みたいなコーナーで平尾が取り上げられた。松葉杖で参加してる奴なんてそう居ないから、目だったんだろうなあ。 マスメディアに「福男新報」の名前が初めて出た記事である。 この時はまだ入院中で、外出許可を取っての参加だった。「周囲の反対を押し切り〜」のくだりが友人たちの目にとまり、しこたま怒られた(T_T)。