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「福男向上委員会(仮)第一回ミーティング

 

ほとんど「ノリ」でいきなり決まった、第一回ミーティング。「福男選び」も迫っているので、急を要する。 あと一ヶ月足らずに迫った「福男選び」を、どういう形で開催していくか。

今回は西宮神社において、参加者として感じた「福男選び」の問題点を、神社側に伝える・・・という、「意見交換会」という形で行なわれた。

<第一回ミーティング 参加者>

西宮神社権宮司  吉井貞俊 様
同権禰宜(ごんねぎ) 吉井良英 様

荒川さん(福男研究家) ・ 糸川さん(福男サークル)・ 平尾(福男バカ)

計5名、場所:西宮神社会館

 

実は、第一回目の意見交換会は、数日後に行なわれる予定であった。
この日はその時のための打ち合わせ・・・という面目だったが、「福男選び」についていざ話し始めると、色々な意見が飛び交う。

<<参加者側からの「福男選び」についての提案(抜粋)>>

・年々参加者も増え、マスメディアへの露出も多くなってきている。それにより、行事事態が混沌としてきている。今までは全て「参加者任せ」の状態であったが、もはや限界である。神社側はもっと積極的に、この行事の成功に協力してほしい。

・「福男選び」のポジション取りは原則的に「門前に来た者順」であった。しかしここ近年はそれがあまりに過激化し、数日前からテント・寝袋等で野宿す参加者も現れた。何らかの策を出し、この現象に歯止めをかけるべきである。
→当日の整理券、抽選等を提案

・参加者の中には、明らかに行事そのものを混乱させようとする者も現れた。ガードマン等の配置を要請する。また、警察は内部には多く居るが、門前には皆無。見回り等をして欲しい。

・スタート前の押し合いはあまりに危険。確かに「押し合い」はこの祭りの醍醐味のひとつではあるが、特にここ近年はあまりに危険な状態であり、このままでは大事故にも繋がりかねない。
→神社側による、ロープ等を使った「段階的後退指示」を提案

・マスコミは報道を面白おかしく「煽る」傾向がある。また、タレント等が企画で参加してくるのは、いたずらに混乱を引き起こし、神事の妨げになる。

 

<<神社側の回答及び意見(抜粋)>>

・スタート前の押し合いについて、それほど危険な状態とは知らなかった。某寺社の祭りで、何十人も亡くなる大事故の例もあるので、何らかの策で対応する必要があるかも知れない。

・今まで「福男選び」のポジション取り整理券は、全て参加者に任せていたが、混乱があるのなら対策が必要かも知れない。例えば、神社側が配る「福袋引き換え券」を、公式な整理券としても使うのもいいかも知れない。
→またその券を色分けし、門前のポジションを明確にさせるという案も。

・マスコミについては、「福男選び」の報道はやはり「コケる参加者」の絵が一番興味を引くもので、彼らはそれ(参加者が転倒する)を期待して取材する。マスコミ側の心情は解らないでもない。
だが、やはり「神事」であるから、面白半分での取材はしないよう、働きかけて行くつもりである。

等・・・。

この日は、数日後のための「打ち合わせ」という前提と、時間制限もあったこともあり、本当に双方の「意見交換」で終わった。しかし、実際に参加者と神社側が話し合う、かなり有意義なものであったと思う。

2日後に、同じように集まることとなった。その時、具体的な「対策案」を提示する予定である。

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