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 ここは来たる令和5年(2023年)1月10日に西宮神社で行われる「開門神事福男選び」に関する情報をまとめているページです。

 ここに掲載されているものは、神事を運営する「開門神事講社」が管理している公式情報になります。

<LastUpdated 2023/1/9>

 

令和5年版「福男新報」完成

 今年の「福男新報」が完成しました。画像をクリックするとでっかいのが出ます。

 メイン記事は、3年ぶり開催となる開門神事「福男選び」の意義について。

 また下部には、新グッズである「ガッツくん福タオル」の紹介です。

 9日、赤門前で無料配布していますので記念にぜひお持ち帰りください。

(2023年1月8日)

 

2023年、福男選び3年ぶり開催

 【福男選び参加者へ最後の呼びかけ】

 こんにちは。私は開門神事「福男選び」を運営する団体、開門神事講社の講長を務めている平尾といいます。

 私は福男選びに参加する全ての人に呼び掛けます。

 いよいよ、3年ぶりとなる「福男選び」が近づいてきました。

 1月10日午前6時、門が開き大勢の人が一斉に駆け出す。多くのメディアがその様子を報じるでしょう。それを見たとき、世間の人はどんな感想を抱くでしょうか。恐らく、多くの方が、こんな風に思うのではないかと思います。

 「こんなアホなコト、またやんのか!」

 誤解を恐れずに言ってしまえば、福男選びって世間一般からすればアホそのものなんですよ。真冬の!早朝に!門の前で待って!全力疾走!これにインテリジェンスを感じるほうが難しいかもしれません(笑)。

 でも、それでいいんです。特に今回は。

 新型コロナで生活様式が一変したこの3年間は「アホなコト」ができなくなった2年間でした。お酒を飲んで騒いだり、カラオケで熱唱したり、みんなで旅行行ってハメはずしたり。そんな、ココロの解放が抑圧された期間だったように思います。

 福男選びという、アホなコト。それができるようになったのを素直に喜びたいし、その楽しさを伝えたい。赤門の前に集う人たちと“新春の風物詩”復活の時を創り上げたい。

 「この神事は、人々に元気を与えられる」。

 それを信じて、私は人生の半分以上この神事に捧げてきました。3年ぶり、そしてコロナ禍の今、それが最大限に発揮される時だと感じています。

 1月10日午前6時、あなたの思いを解き放ち、全国に発信してください。

 我々開門神事講社は、参加される皆さんを全力でサポートします。

 よき福を!あの赤き門の前で会いましょう!

2023年1月9日 開門神事講社 講長
  平尾 亮

 


 

すでに西宮神社公式、またマスコミ各社から発表されている通り、2023年の開門神事「福男選び」は3年ぶりに開催される予定です。

 今回は新型コロナ対策も含め、様々な変更点があります。現在のところ発表できる情報として、

<クジ引き受付人数>
1500人→1200人

<門前ブロックの人数>
 Aブロック108人、Bブロック150人
→Aブロック108人、Bブロック100人

 となります。また、クジ引き参加希望者はしっかり心に留めてほしいのですが

 今回からクジ引きの際の参加者による動画・写真撮影は禁止となりました。

 3年前の開催の際、youtubeなどに流す目的か、クジ引きの時に実況を始める人がとても多く、さすがに円滑な進行を妨げるような場面も出てきていました。

 基本的な話なのですが、これはあくまで「神事」。配信ネタを探しているのなら他を当たってください。

 現場でもしつこいぐらいに周知しますし「参加心得証」にも記載します。「少しならいいやろ」とか考えないでください。ルールを守れないのであれば「神事に参加するという覚悟なし」とみなし、失格とします。

開門神事講社 講長
平尾 亮

(最終更新日:2022年12月28日)

 


 

【クジ引きは1200人限定です】

 開門時に最前の「Aブロック」からスタートできる参加者を決めるクジ引きを行います。先着1200人限定です。クジ引きの開始時間は1月10日の午前0時です。

 クジ引きに参加すれば終電にはほぼ間に合いませんし、当選すれば基本的に神事終了(10日午前6時開門)まで帰れません。その点を留意してクジ引きに臨んでください。

 クジ引きは「本当に福男になりたい」と思っている人たちのものです。遊び感覚、神事に参加する自覚のない者は参加しないでください。

 クジ引きを引ける人数も限られているだけに、服装のチェック等をより厳格に行います。クジ引きに参加しようと考えている者はしっかりと準備して来て下さい。

<門前のフォーメーション>

 Cブロック(クジ引きに外れた参加者、一般参加者)は歩道を隔てた車道で待機する形になります。1月10日午前4時から入場を開始します。

 AおよびBブロックからのスタートするには、これまで通りクジ引きに当選する必要があります。

【クジ引きの詳細】

<その1、クジ引き参加の資格>

 今回はクジ引きの列に並ぶ時に服装をチェックします。危険を伴う「走り参り」であること、そして神様にお参りする「神事」である以上、厳しく判断します。以下の条件を満たしている者しかクジを引けません。特に靴は、靴ひものないものや、素材が皮革のものはまず「アウト」だと思ってください。大きな危険が伴う神事です。参加するからには、それなりの準備で「覚悟」を見せてもらいます。

(1)走ることに適した紐付きの「スポーツシューズ」を着用していること。
 
認められない例:靴ひものないもの、ゲタ、サンダル、ブーツ、ハイヒール、革靴、カジュアルシューズ等

(2)安全で、神事に参加するのに相応しい服装をしていること。
 
認められない例:スカート、ズボンをずり下げたファッション、コスプレ、被り物等
 
(3)その他、小学生以下、および係員が相応しくないと判断した者は不可。

 靴の貸し借りなどは禁止です。そのような行為を見つけ次第、貸した者・借りた者、双方を失格とします。

【走ることに適した「スポーツシューズ」のモデルケース】

必ず靴ひもがある。
スタート時は押し合いになります。靴ひもがないものは、踏まれるなどして簡単に脱げてしまい危険です。

屈曲性があり、滑りにくい靴底。
硬い靴底、凹凸が少なく滑りやすいものは転倒の恐れがあるので認められません。

柔らかい素材であること。
革靴のように本体が皮革製であったり、エナメル素材のものは全力疾走に適していません。

<その2、「参加心得」への了承>

 服装チェック後に「参加心得書」をお渡しします。その名の通り、主に心構え等について書かれています。

 福男に選ばれると、その1年間は西宮神社の行事に奉仕参加して頂くことになりました。これはどんな仕事をしていても、どれほど遠方に住んでいても、祭り等が行われる日には優先的に西宮神社へ来なければならないということです。奉仕できない、もしくは奉仕する覚悟がない方は「参加心得書」に署名せずに係員に返却してください。

 記載事項に了承できるならば「参加心得」に署名してもらい、クジ引きの列に並んでもらいます。今回から厳しくなっていますので、よく読んだ上で、納得した人だけ記載内容に従って署名等をしてください。もしクジ引き時に参加心得書に不備(署名が書いていないなど)があれば、内容をよく読んでないとみなし失格とします。

 署名してもらった「参加心得書」はクジ引きの直前に回収します。紛失してしまうとクジを引けませんのでご注意下さい。

<その3、クジ引きの当選およびハズレ>

 午前0時よりクジ引きを開始します。一人ひとり、署名した「参加心得書」を係員に渡した後、クジを引いてもらいます。「当たり」クジは2種類存在します。

当たりクジの「赤」(手前)と「青」のイメージ

 

 ◇当たり「赤」

 門前の最前ブロック「Aブロック」に入ることができる権利です。クジには当たりを示す赤色と、当選番号が書かれています。当選後は係員の指示に従い、神苑に入って待機してもらいます。全てのクジ引きが終了した後、神事参加についての説明があります。なお、当たり「赤」の数は108本です。

 ◇当たり「青」

 Aブロックの後ろの「Bブロック」に入ることができる権利です。開門から遅れてのスタートになるため、福男に選ばれる可能性はほぼありませんが、とにかく全力疾走したい!という人のためのブロックです。入場順を記した番号が記されています。当選後は係員の指示に従って、Bブロック入場券をもらって下さい。午前3時に、この券を持って赤門前に来て下さい。番号順にブロック内に入ってもらいます。当然ですが有効なのは本人のみで、誰かに譲渡することはできません。当たり「青」の数は100本を予定しています。

 ◇ハズレ

 何も印はありません。クジ引き会場周辺で立ち止まると場が混乱しますので、係員の指示に従い、赤門のほうへと移動して下さい。

 

 これはスポーツイベントやレースではなく「神事」であるということを忘れないで下さい。そして開門時には多数の人が一斉に駆け出す、いつ大事故が起こってもおかしくない危険を伴うものであることを自覚してください。

(最終更新日:2022年12月26日)

 

 


「福男選び」に関する情報

 ここでは開門神事「福男選び」に関する情報をぼちぼちと更新していきます。

「ガッツくん福タオル」発売

 開門神事講社は2012年からストラップなどの東日本大震災復興支援チャリティーグッズを販売していますが、4年ぶりの新グッズが誕生しました。「ガッツくん福タオル」。1枚1500円。収益は全て東日本大震災の被災地に寄付します。

「ガッツくん福タオル」

 「ガッツくん」は1995年の阪神・淡路大震災直後、神戸の作家・涌嶋克己(わくしま・かつみ)さん(愛称:WAKKUN)によって、被災障害者支援Tシャツキャラとして誕生。翌年には、大ヒットドラマ「ロングバケーション」劇中で、趣旨に賛同した主演・木村拓哉さんが着用したことで全国的に大ブレークしました。

元祖ガッツくん

 今回のデザインは涌嶋さんから無償提供された完全新作で、阪神・淡路大震災の年の元祖・ガッツくん以来、初めて新しいガッツくんが描かれました。

 「福男選び」参加者の証である黄色い手袋をはめ、神事の象徴ともいえる赤門から走り出す姿、そして「がんばる心で福まねく」の言葉に、コロナ禍を含む様々な困難から立ち上がろうとする人々へのエールを込めました。また下部には、このタオルにとって重要な意味をもつ

1.10=福男選びが行われる本えびす」
1.17=阪神・淡路大震災」
3.11=東日本大震災」

の3つの日付が記され、つながっていく想いを表現しています。

 品質にもこだわり、製造は京都・丹波の老舗メーカーにお願いしました。綿100%、もちろん日本製で、長く使い続けられる逸品です。


神戸新聞さんが記事にしてくれました。

神戸新聞のWEBページ

キムタクも着用の「ガッツくん」、タオルを限定販売 「福男選び」の西宮神社 がんばる人にエール

西宮神社にお越しの際は、ぜひ。

(2023年1月8日)

 

ラジオ出演します。

 開門神事講社・講長である平尾が、FMラジオにゲスト出演します。1月7日、神戸KissFM・FM大阪・京都αステーションの3社が合同制作しているお昼の番組「Saturday Junction」です。

Saturday Junction

 出番は正午ごろ、開門神事「福男選び」について話します。お暇な方はぜひ聞いてあげてください。

 生放送なので、事故にならないよう頑張ります。

(2023年1月6日)

 

「開門神事参拝証」。

 開門神事に参加した先着5000人に配られる「開門神事参拝証」。ここ2年間は福男選び自体が中止になり、配布も取りやめていましたが、こちらも3年ぶりに復活します。実物を入手しました。

2023年版参拝証

 ストラップカラーは紫です。

 そして独自ルートから、この参拝証にはある驚愕の秘密が隠されていることがわかりました…。

 以下、私と神社の担当者との会話。

 

 私「おー、今年は参拝証配るんですねー。」

 神「これ、本当は2年前に配るはずだったんですよ」

 私「え、どーいうことですか?」

 神「だって、もったいないですからね。よく見たらわかりますよ」

 私「?……!!!!!!!!」

 神「うまくできてるでしょ」

むむむむ…!

 おわかりになっただろうか…。

 真実は実際に手に取ってお確かめください。信じるか信じないかはアナタ次第です…。

(2023年1月6日)

 

「福男選び」の歴史に多大な影響を与えたもの

 開門神事講社メンバーで、開門神事「福男選び」の研究をされている明石工業高等専門学校准教授・荒川裕紀さんが「オマツリジャパン」でインタビューを受けています。

荒川さんインタビュー掲載

 福男選びの歴史など「そうだったのか」と思わせてくれる話も多いと思います。どうぞご一読ください。

西宮神社の「福男選び」その歴史に多大な影響を与えたものとは?

(2023年1月3日)

 

クジ引き待ちの際、列を離れるのも可。

 これまでクジ引き受け付け後は、クジ引き開始の10日午前0時まで「列に並んだまま待っていただく」ことが基本でしたが、寒さ対策および“密”を防ぐため、ずっと並ぶ必要はありません。各自、しっかり体調を整えてクジ引きに臨んでください。

 再集合の際は再入場口で参加心得証を提示してください。

列から離れるのはOKです

 ただし一度列から離れると、最集合の際は最後尾に並び直してもらうことになります。

 トイレなどで短時間ならば、周囲の参加者に声掛けした上で列を離れてもらい元の位置に戻ってもらって構いません。

 椅子などで場所取りして長時間列を離れたりするのは禁止です。

 

(2023年1月3日)

 

名物「逆さ門松」出現。

 12月27日に神社へ出向くと、本殿前で「逆さ門松」を設置している最中でした。

本殿前の「逆さ門松」

 「逆さ門松」は西宮神社伝統の正月飾り。その菜の通り、門松を逆さにした形だ。「えびず様が松の葉に当たって怪我されないように」という謎の…もとい、優しい気持ちが込められている。

「えびす坂」も登場

 本殿へと続く石段には、初詣〜十日えびす期間にしか登場しないスロープ、通称「えびす坂」も登場。年の瀬を感じます。

(2022年12月28日)

 

正月準備、着々と。

 西宮神社では新型コロナ対策の分散参拝を勧めており、12月から「初詣&十日えびす」が始まっています。その名も「大福初詣(だいふくはつもうで)」。これまで3が日と十日えびす期間限定だった吉兆ものの授与を、12月1日〜2月末まで行うというものです。

「大福初詣」チラシ

 とはいえ、人手はやっぱり正月3が日、十日えびすに集中することは必至。境内ではその準備が着々と進んでいます。

赤門周辺にも木の柵が出現

 一年で一番熱い朝が、刻一刻と近づいています。

(2022年12月26日)

 

 

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